「毎日飲んでもいいくらい大好き!」という人もいれば
「学校給食に出てくるのがいやだった」という人も少なくないはず。
「牛乳が嫌い、嫌だ」という人の中で、
特に多いのが、「お腹を壊すから好きじゃない」という意見。
どうして牛乳を飲んだらお腹を壊してしまうのでしょうか?
市販の牛乳は、長くおいしい牛乳を提供できるように、10度以下の低温で製造・保存されています。
つまり、私たちが、牛乳を飲むということは、10度くらいの冷たい液体が体内に入ってくるということなのです。
それでは身体が一気に冷えてしまいますよね。
ですが、実際に子牛が親牛から飲むお乳の温度は38℃ほど。飲むときの28℃以上の差があるのです。
人間の赤ちゃんでも、ミルクを飲ませるときには「人肌の温度で」といいますよね。
それだけ口に含むものの温度は大切なことです。
なので、私たちも子牛と同じように38℃の人肌の牛乳を飲みましょう。
牛乳がなぜ白いのか知っていますか?
実は、牛の食べる飼料にβカロチンが含まれていないと、
牛乳は真っ白になるんです。
逆に、βカロチンのある飼料を食べた乳牛からとれる牛乳は
少しクリーム色っぽくなります。
「βカロチン」と聞くと、
にんじんを思い浮かべるひともいるのではないでしょうか?
そう、この「βカロチン」は赤橙色色素のひとつで、乳牛が食べる飼料にも含まれていることがあります。
その色が牛乳の色に影響してきます。
ほんの少しだけでも、牛乳のことを好きになりましたか?
今日はぜひ牛乳を飲んでみてくださいね!
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